LOW COST

ローコストの家

1,000万円台から

「2025年の現状」

2022年に始まったウクライナ戦争の後から、建材価格は大きく変わりました。最初は木材が高騰。その後、石油に関わるモノ、輸送に関わるモノや電子部品と続けざまに建材価格が値上がり。どこかで落ち着いて以前の価格に戻って欲しいと思っているものの、そうはならず。逆に全ての建材が値上がりしてしまいました。戦争前に比べると1.5~2倍くらいに跳ね上がっています。これって、工事費2,000万で建てられた家が、同じ内容で3,000~4,000万かかるって内容です。厳しい世の中になってしまいました。

このページに掲載しているのは、戦争前に手がけた家々です。その辺を考慮してご覧ください。
今なら、中古購入してリノベーション(マンション・戸建共に)とかが一番トータルコストを抑えられるのかも。
家づくりのポイントは、無駄を省くこと、コダワリを持つこと。そして遊び心を持って楽しむこと!設計時の取り組み方針は、コストに関係なく同じです。ハウスメーカーとは違った価値観の空間を提供します。 ローコストの家 予算があればあるほど嬉しいのは、施主も設計者も同じです。でも「コストを抑えたい」というニーズはとても多いんです。そんなニーズに応えているうちに色々なノウハウが溜まってきました。予算に限りがある中で、やりくりした事例やポイントをまとめたコンテンツです。

実例

税抜き工事費1,000万円台の家、実例です。価格は1,000万円台半ば~後半です。
hkurume
東久留米の家 @東久留米市
着工しました。
インテリアはもちろん、Buell(バイク)も車も大事に格納します。特徴的な天井のLDK。
kamakura
鎌倉の家 @鎌倉市
イメージは、「原っぱに建つ小さな家」。家の中は程よい距離感が漂います。実は玄関ありません。
hiyoshi
日吉の家 @横浜市
建物間口は3.4m。細長い土地を立体的に使いました。
oshiage300
押上の家 @墨田区
「本棚の家」。長手方向の片面壁は全部本棚です。偏心した寄棟屋根の頂部から光が射しこみます。トップライトからはスカイツリー。
mitaka
三鷹の家 @三鷹市
シンプルを極めたメガホンハウス。漆喰と塗装は自主施工です。
ichinomiya
一宮の家 @愛知県
地面から伸びたシンボルツリーは、貫通した空中テラスに広がります。
kamoi
鴨居の家 @横浜市
Z型の平面は、採光確保と生活動線から導き出した形態です。
kirishima300
霧島の家 @鹿児島県
眺望抜群の斜面地。2階からブリッジでアプローチした先には桜島。景観を活かすために外観は周囲に埋没することを意図しました。
musako
武蔵小山アパートメント @品川区
狭小地。個性的な2戸のアパートメント。ねじれた屋根は空間ヴォリューム確保の結果ですが、美しいです。
motookubo
本大久保の家 @千葉県習志野市
とんがり屋根の家。包み込まれる心地よさ。
hanno
飯能の家 @埼玉県飯能市
コンセプトはデッキでビール。心地よい中庭が産まれました。壁の漆喰は自主施工。
kamikitazawa
上北沢の家 @杉並区
通り庭のある住まい。家の中に光と風の道が心地よく貫通します。
取材リンク(オールアバウト)→http://allabout.co.jp/gm/gc/25300/
twin
長沢の家 @川崎市
コンパクトな2世帯住宅。完全分離型です。
リフォーム編。実例は、工事費300万円台~1,500万台くらいです。
nakao
中尾の家 @さいたま市
屋根・外壁・サッシを残して、内部は全面改修。1階への採光を確保するために床に穴を開けました。
hanasaki
花咲の家 @千葉県習志野市
内部の漆喰は自主施工。既存利用から発生する廊下をベンガラ色にすることで、用途の違いを色で表現。
2009 リモデルスマイル作品コンテスト「最優秀賞」(グリーンリモデル部門)
arikawa
港南台の家 @横浜市
漆喰の家。屋根・外壁・サッシを残して、内部は全面改修。周囲環境を活かせる間取りに見直ししました。
saido300
道祖土の家 @さいたま市
木造2階建ての1階部分の増改築リフォーム。テーブルキッチンを家の中心に配置しました。
g6
G6 @横浜市
分譲集合住宅の1室。ベースは、コンクリート打ち放しメゾネット。7,000冊の本を収容することから始まったリフォーム。実は、集合住宅の建物全部、私が以前設計したモノだったりする。

家づくりのヒント・・・・ローコストに抑えるポイントとか

1、職種を絞る。

一番お金がかかるのは人件費。少量の部材だと、材料費よりも労務費の方が高いこともザラ。内外装とも関わる職種を減らすとコストパフォーマンスが上がります。その他、家具工事を大工工事で代用するとか、規格品を嵌め込むとか、アイディアはモロモロ。

2、基礎工事は要注意。

基礎工事、特に土をいじる土工事は金額のアップダウンの激しい項目。土を捨てるだけでもバカにならない金額になる。土いじりは最小限にしたい。

3、外装材の選定

例えばガルバリウム鋼板なら、板金屋さんが張って終わり。塗装済みサイディングもサイディング屋さんが張って終わり。なんだけど、もうちょっと工夫したくて無塗装サイディングに色を指定して塗装なんてのもよくやってます。安価な材料選定や職種をどう絞るかがポイント。
※ガルバは使い方(形状)でコストは上下します。

4、床材は?

無垢フローリングは普通に安く入手出来ます。グレードによって見栄えが違うので現物サンプルで確認したい。

5、壁天井は?

一番安いのはビニールクロス。その他、シナ合板やラワン合板、ケイカル板に塗装など。
天井を張らず、梁を見せるという選択肢も。

6、セルフビルド

必殺技は、自主施工。私、設計者のくせにさんざん漆喰塗りをやったので、コテの扱いがうまくなってしまいました。 あと、ちょっとした部位の塗装とか。塗装もいっぱいやりましたよ。

7、プランニング

なんと言ってもキモはココ。間仕切と建具が少ないシンプルプランはコストが抑えられます。それでもって、魅力的な家にするには、設計者のセンスですね。
依頼側の注意点としては、必要なモノの優先順位を考えましょう。洗練されたプランニングにつながります。

8、施主支給

今やネットで安く購入できる時代。施主支給にすると、中間経費がカット出来るので安くなります。
注意点は、支給した部位は工務店の補償(アフターメンテナンス)が受けられない。安全策は、設備機器など、メーカー補償が付いたモノを支給、取り付けだけ工務店に依頼するという手法。

その他、土地の状況で必要な出費も。
狭小地、旗竿地等は、重機が入るかどうか?が大きなポイント。車が近づけない場合は、資材搬入費が割増になります。
斜面地、軟弱地盤等に該当すると、地盤改良や基礎工事が割増になります。