すぐに書くつもりが・・・・。で、続きです。
前編はさわりと掃除についてでした。(書き手が忘れてしまってる)
後半は、料理や洗濯といった「水廻り」についてです。
水廻りを計画する際に気をつけていることは、「動線を短くする」ことです。キッチンと洗面脱衣室(洗濯)・お風呂は使用する時間帯が重なりやすいとか、まとめて作業できるといった事柄から、できるだけ連続して配置するよう心がけています。もちろん、家事作業が楽にできるようにとの発想からです。
いろいろな理由でもちろん、そうではない配置もありますが・・・。
単体では次のような組み合わせ例などがあります。
「キッチン」と「洗濯機」・・・同時に作業できるとか。
「洗濯機」と「干し場」・・・水を含んだ重い洗濯物を運ぶ手間を省く。
「お風呂」と「洗濯機」・・・残り湯の利用。
「つけ置き洗いのできる流し」と「洗濯機」・・・あると便利。
「乾燥機」や「ドラム式洗濯機(乾燥機付)」の使用。・・・一番便利?
これらを生活スタイルと敷地とプランに応じて組み合せます。
で....?
ついつい、上記事柄にばかり目がいって忘れがちなのがそれらを補助するその他の小物・大物の存在です。これらをどう扱うかで家事が楽になるか片付く家になるかの分かれ目かも?
(?は、そうは言っても住む人次第という意味・・・です?)
「キッチンの場合」
・ゴミの保管スペース?・・・忘れがち?
・レンジ
・炊飯器
・ポット
・洗剤
・洗った食器の水切りスペース・・・これが大事?
・使いやすい食器棚・・・取出しやすい、しまいやすいがポイント?
・もちろん冷蔵庫
・まな板と鍋とフライパンと調味料等と食材置場
・その他、家庭に応じて。
これらがほぼ全部必要な上で、調理スペースを確保しなければいけません。キッチンのショールームなんかに行くと、ついつい見た目の華やかさに目を奪われがちですが、くれぐれも機能を忘れずに!
・・・じゃないと片付かない使いづらいになりかねませんから。
「洗濯関連」
上のほうで例を挙げたとおりで、いろいろな組み合わせありです。
家庭それぞれですが、これも付属物は多々あります。
・洗剤類
・洗濯かご
・洗濯ブラシ
・洗濯ネット
・ハンガー(洗濯干し用)
また、浴室に隣り合わせで洗面兼脱衣室内に洗濯機を置く場合の方が多いかも。そうすると更にこれらが必要です。
・浴室用品収納
・下着やタオルの収納
・脱衣かご
・おまけで、体重計、体脂肪測定器などなど?
・・・どうでしょう?溢れてません?使いやすくするには、計画時にこれらも盛り込んで考えないと、シマッタ!ということになりかねませんから。
建築における対応例をあげてみましたが、王道の「洗い物が嫌い」や「洗濯を畳むのが面倒くさい」には、強力な食器洗浄乾燥機をセットするとか洗濯物は各自でたたむというペナルティ付のルールを作って各家庭で対処するしかないかなぁ・・・。
あ、一つ決定打がありました。
「家政婦を雇う!」
「・・・おいおい!」
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