組織事務所タイプ |
A.
公共施設
中心型
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大規模な施設を得意とする事務所。当然、社員も大勢いる。官庁や企業が主な施主。組織が大
きい為、小さい建物は採算ベースが合わない。
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B.
マンション
中心型
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そこら中で見かける普通のマンション設計は、このタイプが行っている。マンション業者(デ
ベロッパー)が主な施主。
最近のマンションは安くなっているが、売り値が安い為、なぜか設計料までも格安でやらされ、ひどい目にあっている所が多い。5~15人くらいのスタッフで
構成しているのが大半。
事務的な設計内容にハマル場合が多い為、組織タイプに分類した。
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アトリエタイプ |
C.
建築家型
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大先生と呼ばれる建築界では名の通った方の事務所。徹底的にこだわる為、できあがった空間
の質は抜群。ただし、クセが強いので好みがハッキリ分かれる傾向にある。設計料は一番高い・・と思う。
実は私(ショウジ)もこのタイプの事務所に数年間、勤務していた。スタッフは建築好きが集まり、安い給料で鬼のように働く。泊り・徹夜は当たり前の世界で
もある。しかしながら、仕事の厳しさは良い経験となっている。
尚、誰も呼んでないのに自称建築家という輩は別である。
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D.
住宅中心型
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やっていることは上記Cと変わらない。少人数体制がほとんど。住宅設計に生きがいを感じて
いる人が多い。基本的にモノ創りが好きな人が集まっているのも上記と同じ。金儲けよりも建物の仕上がりを優先してしまう。その為か、このタイプで金持ちは
希である(笑)。
もちろん住宅以外の設計もするがスタンスは同じである。デザイナーズマンションとか言われる集合住宅などは、実はこのタイプが設計していることが多い。
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無節操タイプ |
E.
ポリシー
なし型
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意外に多いので別タイプに区別した。小中規模で構成され、とりあえず何でも設計する。
そこそこの技術はあるので設計はできるが出来上がった建物を見ると情けなくなってしまう。
官庁工事や縁故により仕事は確保しているが、イイモノを創ろうという意志が薄いのかセンスがないのか・・・・
優秀なスタッフはアトリエタイプか大規模事務所へ流れてしまう為、そこまで辿り着けない人たちがスタッフとして仕事をしている。所長は設計を知らない営業
専門だったりするが、口だけはうまかったりする。・・・ウ〜ム・・・
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ゼネコンタイプ |
F.
業者型
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ゼネコンの設計部が該当する。ビル・マンションを設計施工一体で受注する。設計はタダで
す・・と言いつつ、実は工事費の中から確保している。
超大手ゼネコン設計部はしっかりしているが、一般的には施工部のほうが設計部よりも強いので、凝った設計は現場で作りやすい形に変更されがちな傾向にあ
る。
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下請けタイプ |
G.
業者型
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建売り業者やハウスメーカーの営業マンが描いたマンガのような間取りを確認申請を取得でき
るように設計図化する代願屋と呼ばれる事務所。申請を通す程度のモノなので、当然安直な設計で済まされている。
背景には、家という商品をいかに売るかという、住み手不在の営利目的だけの世界があり、代願屋と呼ばれるだけに格安の設計料でこき使われているという現実
がある。
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