//  設計監理料、その内容?  //


設計という仕事
・・・画家のように好きなようにスケッチしているダケでお金をもらっている・・と思っている人いませんか?実際は、建物一式建てるワケですから非常に細か いことに気を遣いまくってます。


■設計監理料の算出・・・下記のような方法があります。
A:施工費 × %
B:建設省告示による計算式
C:想定される手間費+利益費


実際はAで行われている場合が大半です。%は建物の設計難易度・総工事費により変動します。
※当事務所では、施工費×11%を標準としてい ます。
※構造設計を外注する場合は、+2%をお願いしています。
  (普通の木造2階であれば、外注費は発生しません)
※支払いは、進捗に合わせて3分割または4分割となります。


■設計内容は下記の順にトータルで行います。
a:基本設計
・・・方針が固まるまで何回も打合せします。
      ※基本設計図・スケッチ・模型等にて
      
※多数の案を提案します。可能性を探りましょう!


b:
実施設計
・・・実際の設計図作成(下記に分類して作成します)
  1.意匠設計 :デザインを含めた建築全般の設計。
  2.構造設計 :構造計算を含めた構造設計。
   ※専門の構造設計事務所と提携します。
  3.設備設計 :給排水衛生換気・空調等の機械設備設計。
  4.電気設計 :配線・照明等電気に係わる全般の設計。
   ※3,4も専門の設備設計事務所と提携します。


c:
建築確認申請
行政への申請業務です。建築基準法・都市計画法等の法律に適 合していることを申請し、許可を取得します。


d:
施工者選定
数社に見積を依頼し、見積をチェックします。
※ただし、施工者を決定するのは建主です。


e:
現場監理
施工者が設計図通りに施工しているかチェックし ます。また、設計図について施工者からの質疑を回答指示。その他 現場では色々な問題が発生するので問題解決へ向けて最善の努力をします。


そして・・・竣工!
竣工検査を行い、引渡し手続きを経て完了です。デモ、建主が実際に住むのは これからです。不具合があれば チェックし、対策を提案します。設計者にとって、手がけた建物は「自分の子供」みたいなものです。いつまでも付き合って いきたいと思います。













モドル | Top |